溶接部の仕上げとは
食品・飲料・医薬・化粧品分野では、製品の安全性と品質を守る為、配管・機器の表面仕上げが非常に重要です。 当社ではお客様のご要望に合わせて、複数の表面処理工程を組み合わせ、洗浄性・耐食性に優れたサニタリー仕様を実現しています。 サニタリー仕様における代表的な溶接部の仕上げをご紹介します。

用語説明
1.ビード
溶接後にできる、溶けた金属の盛り上がり部分を指します。
2.ビードカット
溶接後に残る余盛(ビード)を除去し、表面を滑らかに仕上げる工程。 液溜まりや汚れの付着を防ぎ、サニタリー性能の基本となる重要な処理です。
3.焼取
溶接時に発生する変色(酸化被膜)を除去する仕上げ。
4.バフ研磨
ステンレス表面を研磨布(バフ)で磨き、微細な凹凸や傷を除去して滑らかにする仕上げ。
その他の表面仕上げ
1.一般配管仕上げ
サニタリー接続以外の製品の表面仕上げ。
2.機械加工仕上げ
材料を機械で削る、穴を開けるなど、必要な形状・寸法・精度にする仕上げ。
3.酸洗仕上げ
酸性溶液を用いて、金属表面に付着した汚れ、錆、溶接焼け、酸化物等を化学的に除去する仕上げ。
4.不動態化処理
ステンレスの表面を薬液で処理し、クロムと酸素による緻密で安定した不動態皮膜(金属の表面にできる錆止めの薄い膜)を形成させることで、錆びにくくする仕上げ。
5.電解研磨(EP)
薬液中で電気を流して金属表面を溶かし、平滑でクリーンな表面にする仕上げ。
サニタリー表面仕上げは、製品の安全性と品質を左右する重要な要素です。 用途・流体・洗浄条件に応じて、適切な表面粗さと仕上げ方法を選定することが求められます。 ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。


