株式会社コンサス総合デジタルカタログ2024
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134 ●溶剤系炭化水素(ベンゼン、ケロシン、アルコールなど)●禁油処理品 ●粉体、スラリーなど固形物が含まれる流体 ●作動頻度が極めて少ない場合(3ヶ月以上作動しない場合など) ●ポンプ吐出口に配管する場合 ●アクチュエーター操作圧力を0.4MPa以外で使用する場合 ●ボール弁のボールシート、バタフライ弁のゴムシートについて特殊材質をご希望の場合上記条件は、アクチュエーター作動に大きな影響を与える条件の一例です。上記以外の条件でも必ず自動弁お引き合い時には、弊社まで流体条件の開示をお願い致します。バルブとアクチュエーターの標準組み合わせ (表1の条件での標準組み合わせ一覧は、P.61横型アクチュエーター対応表をご参照ください。)▲付属品選定上の注意事項 弊社の出荷時に付属品取付をご希望される場合は、配管取付姿勢(水平、垂直)をご指示ください。弊社にてオプション設定している以外の付属品をお客様でアクチュエーターに取り付ける場合は弊社にご確認ください。アクチュエーターの開閉時間はバルブの種類と流体条件、及び選定された付属品によって異なります。開閉時間についてのご要望がある場合は、別途ご相談ください。▲製品取扱い上の注意事項 カタログに記載した注意事項は想定される一部の内容に過ぎません。該当する弊社発行の取扱説明書をご確認いただき正しく安全なご使用をお願い致します。特にアクチュエーターの分解は禁止しています。単作動の場合は、圧縮されたスプリングが内蔵されています。無闇に分解しますとスプリングが飛出し、大きな負傷事故になる恐れがあります。(1)管に振動がある場合、カムレバーが開くことがあり危険です。レバーロック(オプション)などでレバーを固定して下さい。 上下使用の場合は、アダプターを上側に取り付けることを推奨します。(2)ねじ込み時には、ねじ部の異物やバリなどを除きシール材を塗布(シールテープを巻く等)し、適正なトルク(締め過ぎる と本体が破損し、緩過ぎると漏れます)で締め付けて下さい。 取付け後に本体や各部品に変形や傷、脱落、異物の付着等の異常が無いことを確認して下さい。(3)カムレバーを操作する前に、必ず、内圧・残圧や残留物が無いことを確認して下さい。内圧のある状態でカムレバーを  開くとカップリングやキャップ、プラグが飛び出しますので危険です。また、内部流体も流出(噴出)して危険です。(4)カムレバーを開閉するとき、ハンマーや過長な延長補助ハンドルは使用しないで下さい。カムレバーが折れ、本体の破損  の原因になります。(5)ホースなどを持ってカプラーを引き回すと、カムレバーが床や障害物に接触して開いたり、折れたりすると大変危険な  状態になります。引き回しは避けて下さい。(6)カムレバーを閉じる際、本体との間に指を挟む危険があります。本体との間に指を入れず、カムレバーを手の平で  押して閉めて下さい。(7)カムレバーはステンレス焼結金属製のため、流体によっては直接かかることで粉末化する場合があります。 また、アームロックカップリングを洗浄する際は、カムレバーを取り外し、洗浄してください。(8)PTFEアコーディオンガスケットをカプラーに使用する際、カムレバーの初期締め付けが硬くなります。 配管前にカプラーとアダプターをセットしてバイス等で締め込み、なじませてからご使用していただくことを推奨します。(9)ご使用になる流体の種類、圧力、温度などの条件より適正な材質を選定下さい。 また、不明な点は弊社に問い合わせ下さい。アームロックカップリングの使用上のご注意

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