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用語説明・技術資料

ダイヤフラムバルブ

ダイヤフラムバルブは、本体内部に設置された柔軟な膜(ダイヤフラム)を上下させることで流体を制御するバルブです 。構造は主に「駆動部」「ダイヤフラム」「本体」の3つのユニットで構成され、非常にシンプルです。  
主な特徴:
高い気密性(シール性):
・流体が通る部分(流路)とバルブを動かす駆動部がダイヤフラムによって完全に隔離されているため、外部への流体漏れ(外部漏れ)のリスクが極めて低い構造です 。これにより、危険な薬品や高純度な流体を扱うラインに最適です。  
優れた洗浄性:
・バルブ内部は流線形で、液が溜まるポケット部が存在しないため、洗浄性に優れています 。医薬品や食品製造ラインで求められるサニタリー性を確保する上で非常に有利です。  
高いメンテナンス性:
・ 構造がシンプルなため分解・組立が容易です。配管に設置したままでもダイヤフラムの交換が可能なトップエントリー構造を採用している製品が多くあります 。  
優れた耐食性・耐薬品性:
・ ダイヤフラムや本体の材質を、流体の種類や使用条件に合わせて豊富な選択肢から組み合わせることができます。これにより、腐食性のある流体にも対応可能です 。  

これらの特徴から、医薬品、食品・飲料、化学プラント、水処理施設など、高い清浄度や安全性が求められる様々な分野で広く使用されています 。

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