作り手の都合ではなく、
徹底的にお客様の立場で考える。
作り手の都合ではなく、徹底的にお客様の立場で考えて、配管分野での部品製造・供給をしたい――創業当時のその思いは今も全く変わっていません。むしろオリジナル製品の開発を通じて、一層その方向が強まったとも言えます。
当社の前身企業である(株)エフケイアイ コンサス設立当時の1989年はバブル景気の最盛期で、巷に仕事はあふれ、だれもが好景気の恩恵を享受しているときでした。アメリカのロックフェラーセンターを日本企業が購入し、かの国でバッシングを受けるなどという象徴的な出来事もあり、各企業はこぞって本業以外の多角化やメセナ(企業文化活動)に乗りだしていたという時代背景でした。しかし、当社の設立目的はその環境とは180度ちがい、当初から「品質さえ良ければ、値段はいくらでも良いというものではない。お客様は、品質もそして価格も、その両方を求める時代がきっとやってくる。」と考えていました。
出された課題に正面から向き合えば、
必ず解決法は見つかる。
今でこそ大手企業も海外へ進出し、現地生産をすることが当たり前になっていますが、当時、私たちの取り組みにご理解をいただくことはむずかしいものがありました。そのため、私たちはお求めやすい価格を保ちながらも品質については、あえて国内製造以上のものを提供できるようにこだわってまいりました。アジアが世界の工場となった現在、この考え方は間違っていなかったと思います。そしてさらに私たちは、さらなるお客様ニーズを満たすために、個々のお客様の事情に応じたオリジナル製品の開発・製造に取り組んでいます。
配管するロケーションにひとつとして同じ現場はないと言えます。既製品を何とか組み合わせてニーズを満たすよりも、既製品で使用できるものは既製品を使用し、オリジナルで製造した方が良いものはオリジナルで製造する方が自然です。できない理由はいくら挙げてもきりがありません。出された課題に正面から向き合えば必ず解決法は見つかると私は信じています。
社名のコンサス、「CONSUSS」はお取引先にCONFIDENCE(信頼)とSUCCESS(成功)を供与し、 CONSENSUS(意見の一致)を見出したいという願いをこめた造語です。時代のニーズとスピードを適確に把握し、常にお取引先のために耳を傾けながらこれからも努力を続けてまいります。
社会に貢献し、信頼と成功を創造する――株式会社コンサスに期待下さい。