チャッキバルブは、流体が常に一定方向にのみ流れるように設計されたバルブで、「逆止弁」とも呼ばれます 。流体の圧力によって自動的に作動する自力式のバルブです 。
仕組みと特徴:
ポンプが停止した際などに、吐出側の流体がポンプ側へ逆流するのを防ぎ、機器を保護する重要な役割を果たします 。
逆流防止機能:
順方向の流れがあるときは弁体が開き、流れが止まったり逆流しようとしたりすると、流体の圧力や弁体の自重によって自動的に弁が閉じる構造です。
多様な種類:
構造によって、スイング式、リフト式、ウェハ式、ボール式など、様々な種類があり、用途や設置条件に応じて使い分けられます。
ウォーターハンマー対策:
種類によっては、弁が閉じる際の衝撃を吸収・緩和し、ウォーターハンマーの発生を軽減する機能を持つものもあります。
ポンプの吐出側や、複数の配管が合流する箇所など、逆流が問題となるあらゆる場所で必須のバルブです。


