よくあるご質問

FAQ

禁油について

    禁油はどのようにするの?

    禁油洗浄処理については、JIS規格がないため、当社では自社基準を作成し、禁油洗浄処理を行っております。こちらでは自社基準の禁油洗浄”クラスI~Ⅲ”および禁水処理のご紹介をします。下記の禁油処理区分表をご参照下さい。

    コンサス禁油処理区分表

     

バルブについて

    グランドから漏れるのですが、どうしたら良いのか?

    バルブのグランド漏れは、グランドボルトの緩み、もしくはグランドパッキンの摩耗・劣化や熱変形等により引き起こされる現象で、基本的にはグランドの増し締めによる対処となります。
    ただし、ボルト緩みによるものでも、漏れの放置期間が長いとパッキンに漏れの筋が深く刻まれてしまうため、増し締めを行っても効果が無い場合があります。
    その場合は速やかな部品の交換が必要です。
    交換用パーツはご用意しておりますので、お問い合わせください。

材料について

    ステンレス鋼の腐食の種類にはどのようなものがありますか?

    1.孔食・隙間腐食

    塩素イオン等のハロゲン系イオンを含む環境で起こる腐食で、塩素イオン等の作用により不動態皮膜が局部的に破壊され、その部分が優先破壊されることにより進行します。
    孔食は自由表面で起こる点状あるいは虫食い状の腐食で、すき間腐食は継手接合部などのすき間部で起こる腐食です。

    2.粒界腐食

    腐食が結晶粒界に沿って進行する局部腐食です。
    溶接の熱影響部、熱処理の過程や高温での使用により凡そ550~900℃程度の温度に加熱された部分で、クロムが結晶粒界に析出し炭化物を形成します。
    それによって周囲のクロム濃度が極端に低くなり、腐食が起こりやすい状態となります。

    3.応力腐食割れ

    塩素イオン等の腐食因子と引張応力の作用下で起こる、主としてオーステナイト系ステンレス鋼に特有の腐食割れです。
    「材料の応力腐食割れ感受性(材料特性)」「継続的な引張応力の存在」「環境腐食」の3点が組み合わさることにより引き起こされ、この3要因のうちの一つでも除去できれば防ぐことが出来ると考えられています。

    4.電解腐食

    電位が異なる2つの金属が電解質中で接触すると、両者の間に電池が形成され、腐食電流が流れます。
    これにより陽極部にあたる電位の低い金属は電子を失い、金属イオンとなって電解質中に溶け出します。
    その結果引き起こされる腐食を電解腐食と呼びます。

    不動態皮膜について詳しく知りたいのですが?

    鉄にクロムが混ぜられると、クロムが酸素と結合してステンレスの表面にうすい酸化皮膜(不動態皮膜)ができます。
    この不動態皮膜はあらゆる媒体を遮断する、目に見えない緻密な保護膜なのです。
    また、ガラスのような非常に緻密で密着性の良い柔軟な構造をとっているため、地金のステンレスにうまくくっつき、均一で薄い化学的に安定した膜になっていると考えられています。
    その厚さは100万分の3mm程度と大変薄いため肉眼では見えませんが、非常に緻密で堅く簡単に破壊・侵食されることはありません。

    仮に何らかの原因によって破壊・侵食されることがあっても、その原因を除去しその部分のステンレス表面が直接空気中の酸素と触れるようにすれば、ステンレスに含まれるクロムが酸素と結合して皮膜を再生しますので、錆びにくいというわけです。
    不動態化処理のご用命は、お気軽にお問い合わせください。

サニタリーについて

    サニタリーとは?

    “sanitary”を辞書で引くと「衛生な、清潔な」という形容詞が出てきます。
    一般的には、よく水廻り品に対して使われたり、生理用品に対して使われたりしているようです。
    ここでは、配管に使う、衛生的なもので、表面をぴかぴかに仕上、見た目が綺麗。
    液溜(配管部に液が流れないスペースや段差があり流体がとどまった状態になること。)をしない物を指します。
    サニタリー製品を使う業種は、食品、酪農、醸造、飲料、製菓、水産、医薬、化粧品、化学工業品、清涼飲料、ビール、酒、食肉加工、化学薬品液、半導体等があります。
    サニタリー製品の基本的な種類は、継手、バルブ、サイトグラス、ストレーナ、圧力計、温度計、タンク、など様々なものがあります。

    サニタリーの規格は?

    サニタリー規格には、いくつかの種類が有るので一部を紹介します。

    • ガス管サイズ(JIS G3459)
    • IDF(国際酪農規格) [今では廃止されましたが、現場では根強く残っています]
    • ISO(国際標準化機構) [IDFに変わる規格]
    • 3A(米国サニタリー規格
    • DIN(ドイツ規格協会規格)
    • ガス管サイズ   [メーカーによって寸法が違うので注意が必要です

    材質はどんなものを使っていますか?

    基本的な材料は、SUS304、SUS316Lなどを使います。
    特殊なものでチタン等を使うこともあります。
    また、ガスケットではNBR、シリコン、EPDM、FPM、PTFEが、よく使われています。

    バルブは、何を使えばいい?

    もちろん用途によって異なりますが、一般的に使われる、ボールバルブ・バタフライバルブの特徴を紹介します。

    • ボールバルブ    長所:流量抵抗が小さい/短所:液溜がある。トルクが重い
    • バタフライバルブ  長所:液溜しない。トルクが軽い。/短所:流量抵抗が大きい

    接続の種類は?

    接続は、ヘルール、メールネジを主に使います。
    特殊なものになると、管用ねじ、フランジ、カムクイックカップリング等があります。

    仕上げは?

    仕上げにも種類が有り、価格も変わってきます。
    用途を考えオーバースペックにならないようにすることが、コスト削減につながります。

    • バフ研磨
    • 酸洗
    • 電解研磨(EP)
    • 不動態化処理 etc

    製作物はどう注文すればいいの?

    お客様の用途に合わせたものを、製作いたします。
    詳しい用途を教えていただければ、こちらから提案させていただくことも出来ます。
    まずは、お問い合わせください。

    一例ですが、シャワーボールを紹介します。

    このように、シャワーボール1つ取っても多種多様になります。

    IDF規格とISO規格の違いは?

    一般溶接用ヘルールの規格には、IDF(国際酪農規格)とISO(国際標準化機構)があります。
    表記は異なりますが、基本的にサイズは共通といえます。
    そのため、クランプは同じものを使用することが出来ますが、一部のサイズは配管部分の外径と内径が異なりますので注意が必要です。
    IDF、ISOいずれの規格の製品も取り扱っております。
    お気軽にお問い合わせください。

    海外製の装置についているへルールに似た形の継手があるのですが、接続できない。

    海外の継手はそれぞれ国や地域ごとに採用している規格が違う(SMS規格、3A規格、DIN規格等)ため、よく似た形ではあっても接合できない場合があります。
    当社にてそれぞれの規格の継手を取り扱っております。
    また、IDF規格ヘルール+3A規格ヘルールなどの変換継手も取り扱っておりますので、お気軽にご相談下さい。

カムクイックカップリングについて

    レバーが折れた事があるのですが?

    カムレバーの脱着は、掌の力で、出来るようになっています。
    ハンマー等を使用し衝撃を与えると折れたり、本体に歪みが生じ漏れや破損の原因と成る事があります。
    また、カムレバーは、焼結金属製のため、液体によっては、液中に漬けたり、液が直接触れた場合に、粉末に戻る現象が起こることがあります。

    振動があるところで使いたいのですが?

    振動がある所や、ホースにジョイントしたまま引っ張り移動した場合や、落下させた場合は、外れる恐れがあります。
    そういった場所での使用は、お勧めできませんが、オプションパーツのレバーロックを使用することで、レバーが外れる事を防止出来ます。