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サニタリーバルブについて

サニタリーバルブについて

今回の特集記事では弊社が扱っているサニタリーバルブに関してご説明します。

そもそも、サニタリーとは何でしょうか?

サニタリーとは

 英単語のsanitaryのことで、「衛生な、清潔な」という意味があります。通常より衛生面を重視する用途で使われる言葉であり、食品工場や薬品工場・化粧品工場では、その製造工程のほとんどで、衛生的なステンレス配管=「サニタリー配管」が使われています。
 サニタリー配管は、内面外面共に綺麗な光沢がでるように研磨仕上げされたパイプであったり、分解や洗浄が容易な構造になっていたり、液溜まりしない形状であったりと、様々な要求事項があります。それらは当然配管だけでなく、要所で使用されるバルブも同じような仕様でなければなりません。
 つまりサニタリーバルブとは、接液部は研磨されて光沢のある仕上がりであり、分解や洗浄が容易な構造で製造された、高い衛生性を求められる高品質なバルブであると言えます。

 なぜ食品工場などではサニタリー製品が必要なのでしょうか。それは、私たちの手元に届く完成品に雑菌などの不純物がない高度な品質を求めるからです。高品質なものを完成させる為には、その途中の製造過程であっても、雑菌や不純物の混入は許されません。製造工程すべてにおいて高い衛生性を管理・維持する為には、洗浄性の高いサニタリー配管は必須となります。

 普段の生活の中で口にしたり、身に付ける日用品は、そのほとんどがサニタリー配管やバルブを通って私たちの手元に届けられています。サニタリーバルブという単語だけ聞くと馴染みは薄いと思いますが、実は私たちの生活に切っても切り離せない、重要な製品なのです。

 弊社では主に2種類のサニタリーバルブを製造しております。今回はその2種類のバルブに付いてご説明します。

 

・サニタリーボールバルブ

   弁体が球体状のバルブ。ハンドル操作は90度開閉にて行うので、操作時間が短く操作性が良い。流路に弁体が残らない為、流体抵抗が少ない。

・サニタリーボールバルブ CSSはこちら
・サニタリーミニボールバルブ CSMはこちら
・分割式サニタリーバルブ CSSDはこちら

 

・サニタリーバタフライバルブ

   弁体が円盤状のバルブ。90度の範囲で開閉を行うが、ボールバルブとは違い流量調整が可能。ハンドル操作性が良く面間が短い為、軽量・コンパクトである。

・サニタリーバタフライバルブ(レバーハンドルタイプ)CBSはこちら
・サニタリーバタフライバルブ(グリップハンドルタイプ)CBEはこちら
・分割式サニタリーバタフライバルブ CBEDはこちら

 

上記以外の特殊品も、ご相談承ります。

ご不明点は、営業までご連絡ください!!